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はじめに
ストレスが許容範囲を超えて、限界突破してしまった時に、人は適応障害になります。
適応障害は、環境にうまく馴染めないことによって起こる心のトラブルで、鬱や不安、意欲や自信の喪失、体調面の不良などを起こします。
今回は、職場で起きやすい適応障害についてお話ししていこうと思います。
職場で起きやすい適応障害
適応障害は、元々ストレスに対してあまり強くなく、社会的スキルや順応力に弱い点を抱えている人が次第に責任や負担が増える中で対処しきれなくて適応障害になる場合と、
人並み以上に適応力や体力にも恵まれ、精神的にも肉体的にもタフと見られていた人が適応障害になってしまった場合がある。
後者の場合、周囲はまさかあの人がと、予期していなかったことが多い。
ですが、一番予期していなかったのは本人だったりします。
思うように体や頭が動かないという状況に直面しても、自分に何が起きているかさえ、わからないということが多いです。
それゆえ、とことん症状が強くなって、周囲が異変に気づくまでじっと我慢して、どうもないふりをしているということになりがちです。
かくいう私もそうでした。
気づいた時には、朝、無気力と抑うつが襲ってきて、仕事に行けなくなっていました。
心が折れてしまわないように
人生に問題やトラブルはつきものです。
最近のように世の中が世知辛くなり、誰もが余裕をなくして自分のことで精一杯になってくると、
理不尽なことや無神経なことも起こりがちです。
ですが、悲運や理不尽さを嘆いたり、周りの人を責めたところで、傷口を広げてしまうだけです。
大事なのは、起きたことをどう受け止め、どう対処するかということです。
心が折れてしまわないためには、不快な出来事をどう受け止めて、どんなふうに乗り越えれば良いのでしょうか。
心が折れる原因として、プライドを傷つけられた状況についてみていきましょう。
プライドが傷つく
人は、少々仕事がきつくても、それだけで心が折れることはあまりないですよね。
しかし、自分の頑張りや大切にしている信念を否定されると、ガックリしてしまいますよね。
それは、プライドが傷つくからです。
人は、プライドが傷つけられることにとても弱いです。
他のことは我慢できても、自分が大切にしていることを不定されると、心が折れそうになります。
大切にしていることほど、それが踏み躙られるような状況が起きると、心に応えますよね。
そこで、重要なのは、プライドの持ち方です。
相手に喜ばれることや評価してもらえるということに対してプライドを持つと、評価してもらえなかった時に、プライドが崩れてしまいます。
また、完璧な結果に対してプライドを持つと、結果が思うように出ない時、プライドは危機に瀕します。
そこで、大切なのは、自分が最善と信じる行動を取ることにプライドを持ちましょう。
相手の評価や物事の結果はさまざまな要素によって左右されるが、自分が最善と信じる行動を取ることは、自分の信念や努力によるものだから、何者にも左右されないですよね。
相手が否定的な評価を下そうと、結果が思わしくなくても、自分の信念や努力に対してプライドを持っていれば、自分としてはやるだけのことをやったと胸を張れるのです。
おわりに
いかがでしたでしょうか。
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最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。
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