パーソナリティ障害の種類〜偏った考えや行動をする障害〜

毒親

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パーソナリティ障害とは

物事の捉え方や行動が一風変わっており、そのため社会生活を送ることが難しくなってしまうのが、パーソナリティ障害です。

例えば、責任感がある人は周りから信頼されます。

しかし、あまりにも責任感が強すぎても、逆に無責任でも周りから迷惑なものです。

ドイツの精神病理学者クルト・シュナイダーは、「性格の偏りのために、自分も苦しみ、尚且つ周りも苦しむ」と定義していますが、こうした偏りがパーソナリティ障害の特徴とも言えるでしょう。

パーソナリティ障害は、アメリカの精神医学学会発表会のDSMー5では、

①あり得ない考えに、ハマりやすいA群パーソナリティ障害

②感情の表し方が過剰すぎたり、周りを振り回したりするB群パーソナリティ障害

③人間関係に著しい不安を抱えるC群パーソナリティ障害

の三つに分けられます。

 

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パーソナリティ障害の原因

原因として、よくいわれるのが親の影響です。

乳児期に安定した愛着を形成することができなかった子供は、周りの世界や人に対しての恐怖感を心に刻みつけており、それが大きく影響するともいわれています。

また遺伝的な要因もあるといわれています。

 

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パーソナリティ障害の分類

パーソナリティ障害は、DSM(アメリカ精神医学学会が定めた方針)で以下のように分類されています。

A群パーソナリティ障害

風変わりで、奇妙な性格。妄想を抱きやすい。

妄想性パーソナリティ障害

他人の言動に悪意を疑ってしまい、信じることができない。

統合失調質パーソナリティ障害

非社交的で、孤立しがち。他者への関心が希薄に見える。

統合失調型パーソナリティ障害

思考が曖昧で、しばしば脱線する。感情表現に適切さを欠く。

 

B群パーソナリティ障害

感情の起伏が激しく、演技をする。ストレスに弱い。

反社会性パーソナリティ障害

法に触れるような反社会的な行動をとる。

境界性パーソナリティ障害

衝動的で感情の起伏が激しい。

演技性パーソナリティ障害

他人の注目を集めていたいために芝居がかった行動を取る。

自己愛性パーソナリティ障害

他人から賞賛されたいと願う。また、共感能力が欠けている。

 

C群パーソナリティ障害

対人関係が苦手で、著しい不安を抱える。

回避性パーソナリティ障害

他人から拒絶されるのが怖くて、対人関係が築けない。

依存性パーソナリティ障害

誰かに依存したい欲求が強く、誰かと離れることを恐れる。

強迫性パーソナリティ障害

とらわれが強い完璧主義者で、柔軟性がない。

 

これも知っておこう 行為障害とは?

残虐な少年犯罪の加害者などに多くみられる精神障害です。

人や動物を傷つけるなど、法律に触れるような事件を起こすのが特徴です。

ADHD(注意欠陥/多動性障害)を持つ子供が自尊感情を喪失し、劣等感を積み重ねることで発症するともいわれています。

ADHDの子供は、反抗的で、否定的な態度を過剰に取り続けるODDを合併症として抱えることが多く、これが進行してCD(行為障害)へと症状が悪化していきます。

このADHD→ODD→CDという進行過程をDBD(破壊的行動障害)マーチと呼びます。

 

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