【毒親ブログ】突然の訪問者と父から届いた手紙

毒親

父に「親子の縁を切らせていただきます」と伝えて、一方的に音信不通にしてから2年が経過したある日の日曜日、家のチャイムがなった。

インターフォンには、見覚えのある顔が・・・

この日がついに来てしまったか。そう思った。

心臓がバクバクしておかしくなりそうで、激しく動揺した。

でも、もしかしたら見間違いかもしれない。ただの勧誘かもしれないと淡い期待をして、居留守を使った。

それから1時間後、再び、家のチャイムがなった。

もう出るしかない、と。扉を開けた。

そこには、従姉が立っていた。

私は、「ごめんね」と言った。涙が止まらなかった。

従姉は、「生きててよかった」それだけ言った。

従姉は旦那さんと訪ねてきてくれた。玄関先で号泣し始める私たちに気を遣ってか、

「二人で話なよ、その辺で時間潰してるから」と言った。

私の家で従姉と話すことにした。

この従姉は、私が大学に進学するときに、金銭的に援助してくれた母方の叔父叔母の娘で、小さい頃から姉妹みたいな間柄でよくしてくれた人だ。

私の安否を心配して、訪ねてきてくれたという。

 

私は、従姉に父と揉めたとについて全てを話した。

この2年間のことだけでなく、これまでの人生での父から受けた心の傷を全て話した。

 

従姉は、「今まで、気づかなくてごめんね」って謝ってくれた。謝らなくていいのに・・・

一通り話して、この従姉だけは、連絡を取れるようにした。

このいとこの姉も心配してくれたみたいだった。本当に、親戚には恵まれすぎるほど、恵まれているし、私のことをここまで大切にしてくれるきっかけとなった「母」には感謝している。

それから1ヶ月が経過したころ、ポストに1通の手紙が入っていた。

実家の父と妹からだった。これもまた、ついにこの日が来たかと、心臓がバクバクして、生きてる心地がしなかった。手紙で連絡してくるとは、よっぽど何か合ったのではないかと・・・

私は、いつか実家から郵便物が届いた時は、身内の不幸があった時だと覚悟していた。

しかし、私のその予想は外れるのだった。手紙の内容は、父と妹からの謝罪だった。

父からの手紙には、「私たち娘に同意を得ずに再婚してごめんなさい作ってくれた食事を食べずにごめんなさい高校生の時に私が病んでいたのに(神経症)気づいてあげられなくてごめんなさい・・・」

そんな内容だった。私は、そんなことよりも、東京の大学進学や就職を反対したこと、

私を脅してまでお金を得たことを謝罪して欲しかった。

でも、まあ、少しは謝ってくれてよかった。

妹からは、私の体調を気に掛けた内容だった。

それから、1ヶ月後、従姉から連絡があった。

妹が薬剤師の国家試験に受かったと。

妹だけは、何が合っても守ると決めていた私、最後まで援助はできなかったが、薬剤師試験に受かってくれて、心底ホッとした。本当によかった。

 

 

いい女
マーガレット

最後までご覧いただきまして、ありがとうございました。

拙い文章で申し訳ないのですが、私の経験が今辛い思いをしている方、

過去に辛い思いをされてきた方の何か役に立てたらいいなと思い記事にしました。

父との戦いについて他の記事も書いていますので、よかったらご覧ください♪

 

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