【毒親ブログ】エピソード2

毒親

今日は毒親エピソードが止まらないかもしれません。

あれは母親が亡くなってすぐの時でした。私が小2で、妹が幼稚園の年長さんです。

朝の5時に私と妹はいきなり父親に起こされました。

そして「昨日、ここで(寝室)で、鉛筆削ったの誰?なんでこういうことするの?寝る部屋なんだよ」といきなりヒステリックに怒られました。

確かによく見ると、布団に鉛筆の削りかすが少しついていました。

寝る前に、寝室でお絵描きを妹と仲良くしていた時のものでした。

「ごめんなさい。」といって、手で払いました。

すると「何してるんだ、掃除機で掃除しろ」と言われ、小二の私は朝から掃除機をかけました。

妹はほとんど寝ぼけていたと思います。

「罰として今から30分ピアノの練習をしなさい」と言われて、習っていたピアノの練習を始めました。

そのあと、妹も練習するように言われ、私は妹の練習を見るように言われました。まだ朝の6時前でした。

それで気が済んだのか、父親の怒りは治りましたが、母に勧められたピアノ、いつも母が褒めてくれて弾いていたピアノ。

この日弾いたピアノは人生で一番味のしないピアノでした。

というこのブログを書いている今、薬剤師の妹から連絡が来ました。

「実家のピアノ売っていい?」とラインがきて、驚きました。

妹は実家で父と暮らしていますが、いずれ家を出るかもしれないということで実家の片付けをしてくれています。

その中で、ピアノにもついに着手するそうです。

私は迷わず「売っていいよ」と言いました。

もちろん、思い入れのあるピアノです。母が弾いていたピアノ、私たちに母が教えてくれたピアノです。

でも、それを残す以上に妹には、自由になって欲しいので、

私は迷いませんでした。

私には、昨年購入したピアノがありますので、この子を大切にしていきたいと思います。

いつもは、オブジェ化していますが、いざという時に弾くと、とても癒されるんです。

今日のエピソードはここまでにします。

最後まで見ていただきまして、ありがとうございました。

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