人を動かす方法〜愛着スタイル別や自己愛から説得を試みよう〜

メンタル系

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はじめに

みなさん、こんにちは。まりるりです。

みなさんは、誰かに進学を反対されたり、就職に反対されたり、結婚に反対されたり、独り立ちを反対されたりしていないでしょうか。

私はあります、結婚以外全てあります。結婚はまだしていないので、あれですけど、

父に、希望の進学も反対されたし、希望の就職も反対されたし、一人暮らしも反対されたし、

習い事も反対されたし、反対されなかったことといえば、父の希望のことをやろうとした時くらい。

人生のほとんどを反対されて生きてきました。

しかーし、反対された全てを、父を説得して、成し遂げてきました

(これが今では私の強みでもあります)

 

どうやって心を動かして、説得してかというと、「人を動かす方法」を学んだからです。

そう、この本で。


私が尊敬してやまない、岡田尊司先生の著書、「人を動かす対話術」という本です。

今回は、こちらの本から、人の心を動かすメソッドについて、紐解いていきたいと思います。

それではレッツラゴー!!

愛着の特性に応じた対話が大切

まず、対話する上で、相手がどういう愛着スタイルの持ち主かということが重要になってきます。

これを頭に入れておかないと、有意義な関係が築きにくい上に、無駄な努力ばかりが空回したり、非常に嫌な思いをするという結果になりかねません。

昨今では、愛着回避や愛着障害の強い人が多くなっています。

なので、説得する人の愛着の特性に応じた対話の方法が大切なわけです。

その人がどの愛着特性を持っているかについてはこちらの記事を参考にしてみてください。

安定型愛着の人へのアプローチ

安定した愛着スタイルの人は率直で対等な対話を望み、実質的で、創造的、生産的な対話を好みます。

少し、きついことを言ったり指摘したりしても、過敏に傷つくことはなく、必要なことをきちんと言える人を尊敬します。

なんなら、口当たりのいいことしか言わない人やツッコミができない人は、物足りない人とみなされます。

難しい話であっても、感情的になることなく冷静に話せるし、実質的な話をきちんとしようとします。

むしろ、隠しごとや曖昧な言い方をせずに、オープンに誠実に話す態度を好ましいと考えます。

まりるり
まりるり

安定型愛着スタイルの人を動かすのは、特に変わったテクニックは必要なく、正面から突破していけば良さそうだね。

不安型愛着スタイルの人へのアプローチ

不安型愛着スタイルとは・・・愛着不安が強く、相手から拒否されるのではないか、認めてもらえないのではないかといつも心配し、相手の顔色うかがってしまったり、相手に過度に迎合しやすい愛着スタイルのこと。

このタイプは、親との関係をまだ整理できておらず、ネガティブな感情とともに引きずっていることが多いです。

不安型愛着スタイルの人は、承認欲求が強く、拒否されたり見捨てられることに過度に不安を抱いています。

安全感を脅かさないために、この強い愛着不安に十分配慮することが大切です。

「いつも変わらずに見守っているよ」

「困った時には相談に来ればいいよ」

という姿勢と一貫した行動が愛着不安を落ち着かせ、安定につながっていきます。

 

不安型愛着スタイルの人にとって最も重要なことは、相手から認められるということです。

このタイプの人と対話する上で、まず心がけることは、

「あなたの価値や能力を認めている」というメッセージをこまめに発信することです。

 

不安型の人は、感情的に過剰反応しやすい傾向がみられます。

そのため、理屈で相手を説き伏せようとしてもあまり効果的でなく、逆に反発される場合もあります。

理屈で動くというよりも、感情で動くところが大きいのです。

したがって、不安型愛着スタイルの人の心を動かそうと思えば、論理的に説得するよりも心に訴えかけることが重要になります。

心に訴えかけるために最も有効な方法は、自分の大変や自分の思いを伝えることです。

いくら正しいことを言っても、それが机上の論理に終始していたのでは、このタイプの人には響きません。

その人自身がこんな体験をし、こんな思いを味わったという生の体験に絡んでいなければ説得力がありません。

まりるり
まりるり

私は、父が不安型愛着スタイルだったので、「心に訴えかける」という手法を何度も諦めずに伝えて、最後は私の熱意に父が折れるという説得をしていました。

論より情です!

 

回避型愛着スタイルの人へのアプローチ

回避型愛着スタイルとは・・・親密な対人関係を好まず距離を必要以上にとり、親しくなるのを避けようとする愛着スタイルのこと。
回避型愛着スタイルの人は、概してコミュニケーションが得意ではありません。
対話をしている場面でも、相手に対する配慮が乏しくなりがちで、自分が関心のある話題にばかり熱中して話すことも多いんです。
話題を合わせて会話をすることができないので、相手をする方はかなーりストレスが溜まります。
しかし、こうした一方通行気味の話も熱心に聞くということが重要なのです。
このタイプの独りよがりな会話を受け止めるうちに、より深い対話につながっていくと言うことですはしばしば経験あるのではないでしょうか。
それが、このタイプの信頼を築いていくうちの第一歩なのです。
回避性愛着スタイルの人は、概して強い感情に対して、不快感を覚えます。
そのため、感情をあらわにしすぎたり、感情的な表現を用いることは、できるだけ控えた方がGOODです。
急がずに時間をかけて少しずつ距離を縮めていきましょう。

自己愛的な人へのアプローチ

自己愛性パーソナリティの人とは・・・自分に過剰な自信を持ち、自分を特別な存在とみなして自分中心に世界が回ることを期待する人たちのこと。自分の思い通りに事が運ばない時に強い自己愛的怒りを感じ、邪魔する物に対して激しい攻撃を加えようとします。
このような自己愛的な人に対しては、賛否の鏡に徹し、その人の素晴らしさを映し出し、誇大自己の願望を満たしてやるようにした方が、メリットがあります。
このタイプの人は賞賛されると大きな潜在能力を発揮します。
自分を映し出してくれる鏡を利用して、そこで創造的な成長を成し遂げることもあります。
相手の話に心から驚き、賞賛するという姿勢が大事なのです。
自己愛性パーソナリティのひとは、自己対象からの共感的な反応が不足したことによって、共感的な構造を十分い発達させる事ができなかったのです。
したかっがて、必要なのが、共感に反応してくれる自己対象(=あなた)です。
自己対象となる存在が、共感的な応答を続けるうちに、やがてそれが取り入れられることによって、未熟な自己愛は共感的構造を獲得して、成熟した自己愛へと変容を遂げるのです。
ここまで来れば、あなたの意見にも耳を傾けてくれるはずです。パチパチ。

さいごに

いかがでしたでしょうか。

今回は、人を動かす方法として、愛着スタイル別や自己愛の観点から、本を参考に解説してまいりました。

ぜひ、参考にしていただければ嬉しいです。

これらのテクニックや懐に入る方法を用いて、あなた自身の自己実現が叶うように、説得したい人、動かしたい人の心に届けばいいなと思いました。

今回も最後まで、ご覧いただきまして、ありがとうございました。



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