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はじめに
こんにちは、まりるりです。
みなさんは、過剰適応ってご存知ですか。
今回は、『心理カウンセラーが教える「がんばり過ぎて疲れてしまう」がラクになる本(廣川進;松浦真澄著)』を参考に過剰適応についてお話ししていこうと思います。
過剰適応とは
適応が行き過ぎてしまって、「外的(社会的)適応が過剰なために内的(心理的)適応も困難に陥っている状態」です。
言い換えれば、自分がどんな行動をするのかを決める際に、他者や環境(組織)の価値観を優先させ、それが客観的に見て「度が過ぎる・過剰」なほどであったとしても、本人はそのことを自覚なく受け入れている状態とも言えます。
一見して、うまく適応しているように見えて、実は周りの環境に合わせようと頑張りすぎて、自分の心身の健康が損なわれそうになっている状態かもしれません。
他人からみると、環境(仕事、人間関係)に適応できているように見える人々の中に、周囲の人の期待に応えるために過剰な努力をして居る人や、自分の要求や感情を抑えて周囲に合わせている人もいるのです。
それは、本人の心が外部(親や社会など)の価値観を自身の心のよりどころにして、それに合わせているためです。
過剰適応の人は、「職場や学校で普通以上に働いていたり勉強したりしすぎて、症状が出ているにも関わらずほとんど休まない(休めない人)です。
また、「うつ病」との関連で見ても、一見適応的な人が過剰適応に陥っているのにあまり自覚もなく、ストレスを抱えて鬱状態になるケースも多く見られます。
過剰適応が起きる心理的なメカニズム
メカニズムを理解する前にいくつか用語の説明をします。
自身を守るはずの防衛機制が、時に偏ったり、過剰に働く(周囲に合わせすぎてしまう)ことがあります。
これが「過剰適応」のメカニズムです。
その結果は、さまざまな心身の症状に繋がり、現実生活で支障をきたすことになります。
そのような心身の症状が出やすい人は、
「真面目」「頑張りすぎ」「仕事熱心」「他人から頼まれると断れない」「周囲に気遣いをする」「自己犠牲的」「優等生、いい子であろうとする」などの傾向があります。
自分自身の内的な感情や欲求とは違っていても、それを抑制して周囲の期待に応えようよとすることが、ストレスになるのです。
表面上は十分に適応できているので、周囲はもちろん、自分でも問題と感じられず、知らず知らずのうちにストレスをためても発見が遅れて、ストレス疾患になりかねません。
過剰適応の原因
過剰適応の原因となるものは次のものが挙げられます。
「親子関係」「機能不全家族」「学校」「発達障害」
「見捨てられ不安」「社会と経済の不安」「日本人の心性」
自分をケアするエクササイズ
自分をケアするエクササイズは以下の通りです。
・身体に意識を向ける・緩める
・今まで適応してきたことを振り返る
・自分を労う
過剰適応に働きかけるエクササイズ
過剰適応に働きかけるエクササイズは以下の通りです。
・「過剰適応」を客体化する
・過剰適応になっている対象の中に楽しみごとを作る・探す
・いい加減な適応を見つけ広げる
・周囲の協力を得る
過剰適応から体調を崩す
過剰適応により発生しやすい病気は、「抑うつ症状」「心身症」「燃え尽き症候群」「パニック症」などがあります。
おわりに
いかがでしたでしょうか。
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最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。
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